♯さん ♭さん [学ぶ]
芝居を観に行くと、俳優さんにお会いすることが多い。
(一方的に見かけた!というのも多いけどね。(^▽^;))
その中でも、2度ほどお見かけした緒形拳さんは印象的だった。
となりでスタッフの方とお茶を飲んでいらっしゃったのだが、
口数少ないんだけど圧倒的存在感!
オーラが出ていた。
カッコイイ方でした。
ご冥福をお祈りいたします!
で、本題。
本多劇場で上演中のナイロン100℃公演を観て来た。
「シャープさんフラットさん」
-ダブルキャスト2本立て-
ブラックチームとホワイトチームに分かれての上演。
内容もちょっと違うらしい。
だから、最初っから両方観ればいいんだけど、とりあえず
ず~~~~っと長い間お気に入りの大倉孝二。
と、峯村リエ。
その彼らの出演のほうのブラックチームを観てきた!
ちなみに、ホワイトチームの主演は三宅弘城。
なぜ、♯さんと♭さんなのかは、
ブラックチームではこの三宅さんのセリフで明らかになる。
世間からちょっとだけズレテル価値観、感覚、笑い。
そういう人が、♯さんであり♭さんなのだ。
でも、実はそういう人が面白くて、興味深くて、魅力的なんだけど、
世間は、皆一緒が好きなんだよね。
わかりやすいし、安心できるもんね。
ズレテルと変わり者扱いされるし、世間から認められにくい。
なんだか、笑える芝居なんだけど、とても哀しい思いが残った。
詳しいことは、チヨロギさんのブログで紹介されている。
チヨロギさんのほうが、わかりやすよ~(*´∇`*)
って、自分で手を抜かずにちゃんと書けよ!
↑
自分ツッコミ
おまけ
いつも下北沢に行くと、2回に1度は行ってしまう「定食屋 千草」
お決まりは、これなんだけど
にんにく醤油の揚ブタ定食 900円
これ食べたあとに芝居を観ると、まわりに迷惑なので、
今回涙をのんで、豚天定食(正確な名前は忘れた)にしてみた。
量が多いので、ちょっとくどいな!;;;;(;・・)ゞ
おくりびと [学ぶ]
「おくりびと」 http://www.okuribito.jp/
東京ドームでの3連戦の3日目。
試合中継を観る気にもならず、映画を観にでかけた。
この選択は正解だったようだ。【><。】
お葬式というと思い出すのは、うちの母方の親族の間では
『泣けないお葬式』である!
古いお付き合いの方は覚えてるかな?
↓ そのときの記事
泣けないお葬式 前編(喪主編) [今日の変な人]
出張の帰りに、危篤の叔父のお見舞いにいった。
そしたら、ちょうど亡くなった直後だった。
帰るに帰れない状況が、ここから始まった。
叔父は独身だったので、喪主は兄である伯父がやることになった。
頑固な80歳の伯父は、
「俺が全てやる」
と、宣言したので、伯母たちや甥っ子姪っ子は指示待ちの状態。
がしかし、司令塔が司令塔になってない
まず神主に連絡。伯父の手帳に書いてあった番号が違っていた。
伯父は「きよちゃんに電話で聞いてよ」と言う。
……?
それ、誰?有名?
伯父は、それが近所の人だと言うことを5分かけて、その場にいた人達に説明した…
なんとかそのきよちゃんのとこへ電話したら、
神主はまだ引退してなく、入院していたけど退院していて、例の神主が来ることとなった
このように司令塔に何か聞いても、答えに至るまでに紆余曲折があり、
結論が出るまでに、なが~~い時間がかかる。
段取りが決まっても、司令塔と側近の伯母が勝手に変更して、それを黙っているので、
当日は大混乱
納棺を自分達でやることにしたと、司令塔が言い出した。
とりあえず来れる人10人で、司令塔の指示のもと遺体を納棺したが、
遺体は重いし、素人なので、ただ入れた!って状態。
愛用品も入れ忘れ、顔は曲がっちゃうし、衣装ものっけただけ。
偲ぶとか悲しいとかの感情は全くなく、司令塔以外の全員は、
「ふ~、疲れた~
お金ケチらないで業者にやってもらったほうがいいよ!
悲しめないよね。
死体遺棄してるみたいだよ」
とか
火葬場に行く車に乗れ切れない人が出るかもしれないと、
出棺1時間前に問題発生。
「タクシーで火葬場に行けば?」との提案もあったが、
手を挙げてタクシー拾って、
「あの霊柩車の後を追って下さい」って、頼むのもおかしいよ!
とか
10日祭(初七日)の引き出物を発注していないと、司令塔が言い出した
取り止めにする?
とか
納骨までの空いちゃう時間をどうする?
カラオケって言うのもへんよね。
忘年会やっちゃう?
…………
そんなこんなで、なんとか泣けない葬儀が終わった
明日は、「後編(神主編)」です
↑ これ、思い出した?
いまだに、モリゾーシリーズの続きはないのか?って、
個人的に聞いてくる方もいらっしゃるんだけど、
残念ながら、会っていないのだ。
法事のときは、私もいとこたちも欠席してしまい、笑える内容だったか確認できてない。
ただ、生きている!
で、本題の「おくりびと」だけど、
おくりびととは、納棺師のこと。
決して素人が見よう見真似でやるようなことではない。
親戚にいて欲しかったと心から思う。
私もモックンに納棺して欲しいぞ!
モックンの所作がとても綺麗で美しい!
そして愛を感じる!
遺体を扱う仕事だけに、
モックンの妻役の広末が
「仕事を変わって欲しい」と言って実家に帰ってしまう気持ちも、
同級生の杉本哲太に、
「ましな仕事につけや」などと言われてしまうのもわかる気がする。
忌み嫌われる仕事の1つだが、
火葬場での仕事も、それ以上に嫌われやすい仕事だよなと改めて感じた。
でも、人は最期に必ずお世話になるのだ。
こんな納棺師のお仕事を実際におめにかかることがあったなら、
きっと、皆、この仕事の見方がかわるのではないか。
石の手紙のことが、伏線として描かれているが、
それがラストに涙をさそう。
全体を通して笑えて、ほろほろと涙の出る、
だけどなぜか清々しい余韻の残る映画だった。
とてもおススメ!!
急に涼しくなりましたね [学ぶ]
ぴょん吉君にどうぞ!と言われて、いただいた鈴虫たち。(10匹以上いるらしい)
ぴょん吉は、めだかの世話だけで手一杯なので、いらないと言った。
仕方ないので、私が子供の頃を思い出し世話している。
毎日、ずーーーっと鳴いている。
優雅を超えて、ちとうるさい。
話はかわって、
男と女の間に友情は成立するのか?
って、よく言われるけど、
先日、読んだこの本にこんなセリフがでてきた。
「・・・友達としてつきあうにはいい人だけど、
こいつとはヤル気はしないな・・・」
これが、友達と恋人の境界線なのかもなって思った。
まあ、置かれてる環境もあるけどね。
たとえば、結婚しているとか。
結婚してても心は自由だから、恋もできる。
そんな女心を描いた本が、これ。
「切羽」とは、これ以上先へは進めない場所。
この場所へと妻である主人公と、独身である男が進んでいく。
最終的に、主人公が選んだ道は・・・
決して夫婦仲が悪いわけでもないけど、惹かれていく気持ちが
静かに描かれている。
大人の女性に読んで欲しい作品だった。
おまけの話
先日名古屋で仕事をしてて帰り仕度をしていたら、
「甲子園の招待券あげるから、武田鉄矢観に出てこない?招待券があるから!」
と、突然のお誘いがあった。(どんなバーターじゃい!Σ\( ̄ー ̄;) )
それも開演1時間前!
即でかけた(^▽^;)
商業演劇だし、観客はおばあちゃんとおばちゃん中心だし、
タダ券だし、トークはおもしろかったから許せるけど、
学芸会のような演出は、いかがなもの?
セーラー服姿の麻丘めぐみは、いかがなもの?
譜面見ながら歌うのって、いかがなもの?
めっちゃ良い席だったので、隣の席のおばちゃんが、
セリフしゃべってる役者に、「そーだそーだぁ~」って声かけちゃうって、いかがなもの?
そんな芝居でした~ ε-(;ーωーA フゥ…
がばいばあちゃんにしろ、この方のお母様にしろ、
あの頃のおかあさんって、かっこいいな~根性すわってるよな~
と、つくづく思うのだった!
おまけのおまけの話
8月13日の東京ドーム
阪神の勝ち試合!
巨人のラッキー7が、意外に地味でびっくり!!
阪神のヤジのほうが、よっぽど派手だった。
「モナオカ~、東横インくらい泊まれや~」
眠れない夜 [学ぶ]
暑いっすね~ ...A=´、`=)ゞ
最近夜中に何度も目が覚めてしまい、
毎日仕事中に記憶が飛んでしまう日々。
せっかく起きたしってことで、夜中に
- ↑
(この3本は夜中向けではないな)
↑
(これは原作の良さが生かされてないな)
なんか観ちゃったりしてしまい、
さらに
本読んじゃったりして、さらに寝不足になるのだ。
その中でも、「シズコさん」 よかった!
ずっと母を愛せなかった娘が、最後に愛せるようになった著者自身の話。
私のように母と決して良い関係ではない人には、特におススメの1冊。
主人公(著者)のお母さん「シズコさん」は、
手紙の最後に 「母より」 と書いてくる
「ありがとう」と「ごめんなさい」を言わない ・・・・・・・
そんな嫌いな部分は私の母と似ているし、主人公の娘が
「ホームシックになったことがない、なってみたい」
「母に触れない」 ・・・・・・
と言ってたことも一緒だ。
しかし、そのシズコさんが呆けてから、徐々に主人公の心は解けていき、
「嫌い」 から 「好き」 になる。
”母に愛をかけられるようになる”ことが、一生の課題である私に、
「今がそのときなんじゃない? 時間は限られているわよ。」
と言っているような気がしたエッセイだった。
☆おまけ☆
たぶん今年最後となるであろう甲子園。
7月の甲子園 ヤクルト戦
パイナップル味アイスを食べながら
引き締まった金本のお尻を見つめ
のんきに試合を観ていたら、
久保田の自滅負けで終了~~~
そして、名古屋ドーム 中日戦
なかなかの接戦での7回
ドアラがバクテンで失敗。
失敗すると中日は負けるらしい。
ホントに負けた。
試合終了後、珍しいジャージを見たので撮影させていただいちゃいました~
「男 川藤!」
今日からオールスター戦だ ♪ (★^▽^)V
クライマーズ・ハイ [学ぶ]
崖の上のポニョの歌にのせ
「〇〇 〇〇 〇〇 かたぎの子~♪
いつも 子分を かわいがぁ~ってるぅ~♪」
(〇には今までの名前が入る)
と、のんきに歌いながら、
「ほら、それそれ、あれあれ!」
と、会話が進まない頭がいっちゃってる親子で観に行った映画、
「クライマーズ・ハイ」
145分の長い映画ですが、あっという間です!
緊迫感があり、引き込まれます。
大人向きの映画だと思います。
当時、私はもう大人でした。
「大久保、連赤」ということばもわかるお年頃。
あの時、生存者がいたことに救いを感じ、
機内で書かれた遺書に涙したことが思い出されます。
あの頃は携帯もなく、やっと自動車電話が出始めた頃で、
まだダイヤル式の黒電話で、パソコンもなく通信手段が限られてました。
それはそれで当時は平気で生きていたけれど、
あのときに携帯があったら・・・
記者さんたちももっと楽だったんだろうな。
もっと早く・・・していたら、もっと助かっていたんだろうな。
なんてことや、
けど、地獄のようなその現場を見てしまった、心に受ける痛みは変わらないんだろうな。
なんてことが、
心に重くのしかかる後味なのでした。
珍しく原作を読んでませんが、
2005年にNHKで放映されたのは見ました。
主演は佐藤浩市さんでした。
心に残るドラマで、DVDもレンタルや発売されているらしいので、
改めて観てみたいと思いましたし、原作も読んでみたいと思います。
お若い方たちはご存知ないと思いますが、
この事故でこんな有名な方も亡くなりました。